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古民家を改修したい方(現地再生)4.歪み沈下補正

古民家では構造体が歪んでいたり沈下していることがあります。耐震上はもちろん気密性・水密性を確保するためにも正しい位置に戻すことが大切です。柱梁を傷めないように平織りロープとチェーンブロックを使って、少しずつ歪みや傾きを修正していきます。揚家や曳屋を行い、新たに基礎を築造する場合は、基礎の立上りに合わせて柱にほぞ加工を施し、切りそろえます。石場建基礎の場合はジャッキを使って部分ごとに部材を持ち上げ、堅木(かたぎ)や基礎パッキンを使って沈下修正を行います。
シロアリや腐朽菌により傷んだ柱や土台も取り換えていきます。放置しておくと劣化が進行したり、計算通りの耐震性能が期待できない場合があります。柱では根元部分だけが劣化していることも多く、この場合は丸ごと1本取り換えるのではなく、傷んだ部分だけ取り換える根継(ねつぎ)という伝統技法があります。

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建て起こし工事
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基礎パッキンを使った柱の沈下修正
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柱の根継(四方蟻)